氷る猫の暗躍 | ナノ
04.美化ポスターとか手伝ってみる
作業は家に帰ってからもやるらしい。
ご苦労なことだなっと。
それにしても……



【ティオ】
「あまった画材はどうしようかなぁ」


【ウルフルン】
「うわ、なんだそりゃ。お前自分で片しとけよ」


【ティオ】
「んー」



ウルフルンの言葉に生返事を返す。
……ちょっと僕も絵描いてみようかなぁ。
紙を取り出し、筆を滑らせていく。
しばらくしたところでウルフルンが顔を覗かせてきた。



【ウルフルン】
「ん?……んん!?」


【ティオ】
「どしたの?」


【ウルフルン】
「おまっ、えっ、なにそれ怖っ!?なんてもん描いてんだ!?怖っ!!なにこれ!?」


【ティオ】
「ウルフルン」


【ウルフルン】
「!?」



絵は思った以上に難しかった。
よかった画材提供だけ協力して。


 
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