氷る猫の暗躍 | ナノ
03.バレーの試合とか見てみる
ウルフルンが帰った事により、バッドエンド空間も解けて皆元通りになってしまった。
僕も合わせて起き上がり、二人へ歩み寄る。
丁度二人が手を取り合ったところだった。



【ティオ】
「……おやおやー?二人とも打ち解けたのかにゃ?」


【日野あかね】
「うん!もう、友達やしな」


【ティオ】
「うん!良きかな良きかな」




うんうん頷くと、




【日野あかね】
「猫乃目さんも、あかねでええよ。友達やし」


【ティオ】
「え……」


【日野あかね】
「なんや、みゆきはよくてうちは呼び捨ていやかいな!」


【ティオ】
「う、ううん!違う違う。ちょっといきなりでびっくりしちゃっただけ、だよ」




これは本当だ。びっくりした。
まぁ問題ないけど。むしろ好都合だよ。




【ティオ】
「じゃあ、僕も!僕も呼び捨て!」


【日野あかね】
「おう!」


【ティオ】
「よろしくね、あかねちゃん!」


【日野あかね】
「うん!よろしゅうな!」




もしかして、プリキュアって友達思いの子がなれるものなのかな……
だってお人よし二人組みがなってるし。




【ティオ】
「そういえば、さっきの二人かっこよかったよー」


【日野あかね】
「え」


【星空みゆき】
「み、見てたの……!?」


【ティオ】
「だってあんだけ目の前で乱痴気騒ぎされて、見るなっていうほうが無理だよ」


【日野あかね】
「そ、そりゃそうやけど……!!」


【ティオ】
「色々聞かせてもらうよぉ〜……?」




手をわきわきさせながら近づけば後ずさりされる。




【ティオ】
「にいいいいいがさんぞおおおおお!!」


【星空みゆき】
「なんか怖いよティオちゃああーん!!」


【日野あかね】
「に、逃げるでみゆき!!」




あははー、待てよーこいつぅー




レーの試合とか見てみる



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どうやっても戦闘シーンとかそういう、アニメどおりのシーンはグダってしまってしょうがない。
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