人でなしの恋 | ナノ


あとがき

このお話は、私が某笑顔動画でportalを知り、世界観に魅入られ、そしてGLaDOS様を筆頭にwheatleyやタレット、もちろん主人公さえも好きになり、ほぼ衝動的に書かせていただいた作品です。
実際の話、ここまで書くのに三日もかからず書き上げてしまいました。
自分が短編集とはいえ、三十個ものお話を三日で書き上げるのは正直な話、これが始めてです。
それほどまでportalと、GLaDOS様に魅入られてしまったということなんでしょうか(笑)
本望ですがね!

勢いで書いてしまったのですが、このお話では沢山伏線というかフラグというか、いろんなものを織り込んで書かせてもらいました。
読んでる最中、「ん?」と思われる部分もあったでしょうが、前の話の反省会で書かせてもらったように、私がこのサイトで書く連載は全てが繋がっている大規模な混合小説です。これから予定する連載で伏線もといフラグ回収ができたらなと思います。
未熟者なのできちんとできるか不安ですが……。
案外単純なフラグなので回収できるとは思いますがね……ハハッ

poetalを開発してくださったvalve様は、主人公は基本しゃべらないよう作っているそうです。
それは、主人公がプレイヤーの代理としてプレイできるようにとの配慮だとか。
そう聞くと、chellが寡黙になるのも頷けます。
ですので、私はとにかく単純バカで、おしゃべりで、ぶっ飛んでいる、そんなキャラを目指して書きました。
第一条件は「バカ」ですので、ここまで読んで、この作品での主人公=バカと認識してもらっているのなら幸いですw
そして、なにより私はGLaDOS様とイチャイチャしたり幸せにしたりイチャイチャしたいので、とにかく「愛」を囁いてもらいました。そりゃもうウザいくらいを目指して。
私の考察ですが、GLaDOS様って「愛」とか、そういうのにとても縁遠いと思うんです。
起動してすぐ科学者たちを殺す判断したり、被験者を殺したり、まぁ彼女にも原因はあるように見えますが……なにより一番悪いのは接続されているボディにあると思うんです。
私は某笑顔動画でportalを見ましたが、ちらちら「ボディのせいで」というコメントを見ました。
あのwheatleyでさえラスボスとしたボディです。きっとかなり残酷なプログラムでもあるんでしょうね。私個人の考察に過ぎませんが。
つまり、GLaDOS様も被害者に過ぎないのでは、というのが私の考えです。

救ッテヤリタイ……!

という思いが具現化して出来たのがあの主人公です。
GLaDOS様も機械でAIですが、とっても感情豊かですよね。「心」ってあると思うんです。
なので最終的にはGLaDOS様には落ちてもらいました。ズギューン
まぁ落ちてもらわなかったら話的に進まないんですがねwww
でも、上記で話した通り「愛」とは縁遠かったから、あんなに愛を囁かれたら好きになってもいいんじゃないかなって思うんです。駄目ですか?駄目ですかね?(チラッチラッ)


タイトルの「人でなしの恋」ですが、これは以前ネットで見た小説のタイトルからお借りしました。
ここでの人でなしは二つの意味をもっています。
まず、最初の人でなしとは主人公のことです。今まで沢山聞き飽きるほど愛を囁いていましたが、過去に思い残したことを思い出し、前触れなく突然帰ってしまう。最愛の人を残して帰ってしまうという。私が考えるに、残してしまうほうも辛いのですが、残される方が辛いのでは、と思います。それに、主人公に傾きかけてたGLaDOS様にしてみれば人でなしでしょう。
そして、もう一つの人でなしとは、GLaDOS様です。
こちらは単純に、機械ですので、「人で」「無し」。人ではない、機械だから。という意味です。
二つの「人でなし」が恋をした。という感じにタイトルを決めました。
説明してると恥ずかしいな……!


最後に、ここまで読んでくださった方へお礼を。
勢いだけの小説にお付き合いくださりありがとうございました!
これで、少しでもツンデレドジっこ可愛いGLaDOS様、もとい素敵な世界観をもっているportalのファンが増えてくれたら幸いです!
あと、portalの二次創作が増えてくれたらこれ以上ない幸せです。
改めて、本当にありがとうございました!!








……今更ですが、valve様が「二次創作禁止」だったらどうしようかな(;゚∀゚)アハッ

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