人でなしの恋 | ナノ


part16

「この白いの……」


【変換ジェルです。ポータルの開けない壁や床があるでしょう?このジェルをかけることによって、ポータルが開くようになる便利なジェルです】


「それすごい便利だね!」


【月の石を砕いて混ぜてあるので、単純計算してあなたの内臓を全部売りさばいても足りない程度の値段になりますが大丈夫。無尽蔵に出てきますので】


「ちょっとそれ恐れ多くて使いづらい」


【そうですか。ではその貧しい精神に打ち勝ってテストをクリアしてください】


「はーい……」


【……なんですか、なにか言いたそうですね】


「うん……なんていうかさ、すっごいくらだないんだけど……」


【……なんです?】


「これちょっと見方変えたら卑猥ソフランッ!!(ゴスッ)」






白ジェルってなんか言い知れないエロスを感じる。正直すまんかった






(これだからあなたは……!)
(正直すまんかった)

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -