人でなしの恋 | ナノ


part7

「俺さー、この高温阻止ビーム見るたびに思うんだけどさー」


【はい、なんでしょう?】


「この技術使ってビームサーベル作れそうだよなw」


【…………】


「なーんて、冗談じょうだ」


【なるほど、スターウォーズのビームサーベルですね】


「あ、知ってる?あれあれ、なんか作れそうだと思わない?」


【……たしかにそうですね】


「でっしょー!」


【作ってみましょう】


「え、マジで」


【ええ、興味深い意見です。では、早速取り掛かりましょう。私は作業に没頭しますので、ここからは私の説明なしでテストをクリアしてください】


「え」


【説明なしでもクリアできる内容でしょう。では】


「えええええ!?しばらくGLaDOSの声聞けないとかうわああああ!!俺はなんてことを言ってしまったんだあああ!!墓穴掘ったあああ!!」






科学が大好きな彼女は興味の沸いた対象に没頭しやすくてすごい寂しいです






(うっ、うっ、GLaDOSうううう俺寂しいよおおおお)
(泣かないで……)
(俺君がいればもういいよタレットたああああん)
(ほほう……?)
(あっ)
(そうですか、あなたはタレットがいればもういいんですね)
(ちょっ、GLaDOSさ、おま)
(今日から一週間はあなたには話しかけません。できたビームサーベルもお見せしません。では)
(GLaDOSうううううう!!!!)

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