<※ 裏>
グググっと押し広げられる菊の模様。あまりの痛さにローの顔が歪むが、ドフラミンゴはそれを見て嬉しそうに笑みを浮かべるだけ。
「痛っ、や...めろ...っ!」
「見ろ。俺の指を咥え込んで嬉しそうにヒクついてる。やめろ?フフッ、ここはそんなこと言ってないぞ。」
「いや...だぁっ!!」
ズブ―――ッ!!
ドフラミンゴはローの制止を無視して、そこへブスリと指を突き入れた。いくらドロドロになった指をはいえ、初めて受け入れるそこには激痛が走る。
「あぁ...う、あ...。」
「いい声で鳴いてくれよ?今からもっともっと気持ちよくしてやるからな。」
ギュウっと押し広げていくように、指を曲げたり増やしたり。奥に存在する前立腺を刺激されれば、痛みよりも快楽が身体の中を支配していく。
2回も絶頂を迎えた肉棒は疲れをしらず、それに反応して再び怒張するのだった。
「...そろそろか。」
ドフラミンゴは硬くなった自身を、ヒクつく蕾にあてがう。それだけは阻止しようと、自由を奪われた四肢が動いているが、ただ細い糸に負けて赤い血が流れていくだけだった。
「あぁぁ...ッ、んぁ、っぐ!」
ブスリといとも容易く、ローのそこはドフラミンゴを受け入れた。そればかりか、肉壁は何度もドフラミンゴのモノを締め付け、奥へ奥へと誘う。
「ロー。尻穴を俺に犯されているのは、どんな気分だ。殺したい男に犯されている気分は最高か?」
「んな...わけっ、あぁっ!」
「ククっ。こんなに締めあげて、そんなに俺が欲しいか。動くぞ。」
自分が自分じゃなくなるような気がした。一度は戻ってきた理性さえ、再び身体を離れようとしていた。
犯されているのに、どうして。
殺したい男に犯されているのに...。
「んん...ぁあっ。」
打ち付けてくる快感に腰が自然と浮いてしまう。大きく身体が反りあがり、さらに奥をドフラミンゴの肉棒が激しく突き上げるのだった。
じわっと自分のモノから溢れた先走りが垂れていくのが分かる。
「も、やめて...くれっ。」
「忘れたのか、イかせてくれと頼んだのはお前だろう。やめねェよ。」
「いっ...、変になっちま...うっ。」
「クククッ。」
激しく出し入れを繰り返された蕾は、赤い花びらを捲れ上がらせては閉じるということを繰り返していた。いつの間にか痛みも消えうせ、突き上げられる度に絶頂への階段をのぼっていく。
ローの肉棒の先端からは、先走りとは言えないほどの液が流れだしてきていた。最早、精液といったほうが正しいのかもしれない。
「ふぁ...っあぅ、っは...。」
「なんだ、声が甘く変わってきたな。感じるのか?俺のモノで突き上げられて。」
「っく...も、また...っ!」
とうとう、その限界は訪れた。
頭の中は真っ白で、目の前の男を殺したいとか屈辱感だとか、そんなものは無くなって。ただ押し寄せる快楽の波に合わせて、自らも腰を振り続ける。
「ドフラ...俺っ、もう...。」
「あぁ、俺もそろそろ限界だ。」
ドフラミンゴはローの引き締まった、くびれた腰を大きくつかんだ。