<※ 裏>
「イク、イクッ!!」
ただ夢中でその言葉を叫び続けた。ローの肉棒もそれに応えるように、激しく打ちつけてくる。
「っ!イク―ッ!!」
腰を浮き上がらせて、その快感に酔いしれようとした瞬間、身体のナカからその快楽が消え失せた。イったはずなのに、イけていない。なんとも言えない感情が、名前に残る。
不思議そうに潤んだ瞳で見つめてくる名前を、ローは嬉しそうに笑った。
「そんな顔で見るなよ。ただ、その快楽と言う名の衝撃を吸収しただけだ。」
「え?」
「これを何度も繰り返すとどうなるだろうなァ?クク...ッ。」
ローは何も言わずに、再び肉棒を勢いよく子宮口へと突き上げた。
「んぁあぁッ!!」
身体をしならせて、名前はその衝撃と襲いかかってくる快感に耐えた。甘い声が部屋に響き渡る。ジュブ、ジュブと濡れた音を立てながら、ドロドロになった膣をローの肉棒は刺激し始めた。
「ふぁ...ッ、ろぉ...。」
「何度でもイけよ。」
ローの指が名前の秘豆へと伸びる。太い肉棒で貫かれている上にクリトリスへの刺激を加えられると、名前は悲鳴を上げた。
「あぁッ、だめェェェ。それ、ダメなのっ!!」
「もっと俺を感じてろ。」
「っあぁああ...イっちゃ...。」
その言葉を聞いて、ローは妖しく笑う。そして再び名前が快楽に耐えきれず絶頂を迎えようと腰を浮かせると、インパクトダイアルによってその衝撃を奪われてしまうのだった。
「ぅう、ロー...お願い、もうやめて...。」
何度も同じことを繰り返すと、名前が涙を浮かべながら懇願してきた。俺もそろそろ限界だ。
「イかせて下さい、は?」
「...イかせ...て、下さ...い。」
名前の全てを知りたい。
何をすれば喜ぶのか、どうしたらあの素敵な笑顔で笑ってくれるのか。拗ねた顔も怒った顔も。
俺をしっかりと感じたか?俺がどれほど名前を愛しているか、ちゃんと伝わったか?
「この中には俺と名前の愛が詰まってる。しっかり受けとれよ。」
ローが名前の腰を掴む。片手にはインパクトダイアルが握りしめられ、その時を今かと待ちわびている。
「あぁ、あっ、んぁ、ふぁ...。」
「...くっ。」
互いに汗が滲む中、結合部が熱を帯びる。熱くなった肉棒を包みこみ締め付ける肉壁。
あぁ、ずっとこのままでいたいとさえ思う。名前、ずっと俺の傍にいてくれ。お前が俺に教えてくれたんだ。ただ野望だけに満ちた日常を変えてくれた。
人を好きになる、恋をするってことがどういうことなのか。人の愛し方、守り方を。
そして、ずっと逃れることが出来なかった痛みを軽くしてくれた。
「ローっ、んっ、あぁぁあっっ。」
「名前、もう...っ。」
「ふぁ...お願い、一緒に...。」
「あぁ。」
この中に閉じ込めた衝撃、一体どうなるんだろうな。っ、もうダメだ。我慢できねェ。
「...イクッ」
「ぁあぁああぁあッッ!!」
名前から、今までに聞いたことのない叫び声が発せられる。インパクトダイアルから放出された快楽の塊が身体に襲い掛かった。
ドピュッ、ドク、ドク、ドク...。
精液を子宮に注ぎ込む肉棒は何度も跳ね上げるが、それが身動きがとれないほどに膣は激しく痙攣し、締めあげる。名前はしばらくの間、腰を浮き上がらせて甘い声を叫び続けると、気を失ってしまった。