<※ 裏>
「わー、広いねっ!あったかいし最高っ!!」
名前はコートに手をかけると、ベッド脇の椅子へと脱ぎ捨てた。ローは何も言わずに自身のコートを脱ぐ。
「身体冷えちゃったし、あったかいお風呂に入りたいー。」
無防備にはしゃぐ名前をローは見つめていた。
赤いミニスカートからは、白い太ももがちらつく。ふわふわのファーに包まれた胸元は、普段の服装とは違い、どこかそそられる。
少しずつ自身のモノが大きくなっていくのが分かった。
「ねー、お風呂一緒に入る?」
突然、名前が目の前に現れた。予想外の言葉を上目遣いで言ってきたものだから、ローの中で何かが弾ける。ひょいっと身体を持ち上げると、白いシーツの上まで名前を運んだ。
「きゃっ。」
「...ねェ。」
ギシっと軋むベッド。ローは降ろされた衝撃で開かれた、名前の両脚の間に身体を入れこむと、名前に覆いかぶさった。
こちらを上から見下ろすローの視線に、名前の心臓はドキっと飛び跳ねる。
「い、ま...何て?」
「入らねェ。このまま名前を食べる。」
「食べるって、ちょっ...ぁん。」
スラリと伸びた首筋に、キスを落としていく。そしてゆっくりと下にキスを落としていくと、ローの唇がアザに触れた。
全てはコレから始まった。
自分の目の前に現れた、探していたアザを持つ女。最初はあの人のために、その能力を欲していたのに。だけど本当は、その能力に関係無く...。
「もっと声を聞かせろ。」
俺の耳元で、俺の下で。もっともっと甘い声を聞かせてくれ。気持ち良さそうな顔が、たまんねェ。
名前、好きだ。好きだ。
「んっ、んふぁ...っ。」
「今日のお前、いつもの数倍可愛い。」
「そんな、風に...言われると照れちゃ...あぁっ。」
名前の頬が、赤くピンクがかった色になる。恥ずかしそうにしてる顔が、かろうじて残っていた余裕を無くしていく。
ローは名前の柔らかい胸へと手を伸ばした。
「その服、ペンギンが用意したのか?」
「っ、え...選んでもらったの。んっ...ローが、ローの好きそうなの...お願いって。」
「あいつ...。」
さすが俺の船員。いい仕事をした、俺の好みをよく分かっている。だが、着せるタイミングが悪かった。あいつ...シャンクスの前で着替えさせたのは許せねェな。
一度バラしておくか?
「ロー、私...可愛い?」
「ククッ。あぁ、すっげェ可愛い。名前以上に、いい女はいねぇよ。」
だから今から教えてやる。
どれだけ俺がお前を愛しているのか、ってことをな。今日は俺が俺でいられるかさえわからねぇ。
覚悟はいいか、名前。