小噺 | ナノ


ツッコミ



「みんな、おはようサンサングラミー」

「トリコか!」

「マネージャー、今日も鋭いツッコミばいね」

「いや、褒められてもそない嬉しゅうないわ」

「なんで自分のツッコミ属性否定するんや。大阪人にとっては羨ましいスキルやのに」

「大阪人じゃないから言うてるの!」

「けど関西弁が混じってきとるやん」

「俺はまだ九州弁たい」

「千歳のマイペースと一緒にせんで」

「ほんで、ツッコミやりとうない理由はなんやネンドール」

「ポケモンか!冬だからさぶいねんて部長、自重してくれ」

「今のは酷いと」

「……すまん」

「部長こそ、なんでそんなにボケを求めるん?」

「大阪人やもん」

「はあ…そういうもんなのかなあ…」

「俺にはわからん感覚バイキルト」

「ドラクエか!」

「千歳…お前…」

「意外と楽しいたいね」

「もういややこいつら!」

「こら、どこ行くねん。ツッコミおらんと俺らただの恥ずかしい人やんか」

「元から恥ずかしい連中やろ!ちゅーかさぶいから上着取りに行くんやって」

「なら、これでも飲んで暖まると」

「ん、何これ?」

「センチュリースープ」

「トリコか!」






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