★
むっつり
「つかれたー」
「よく頑張っていたな。感心したぞ」
「バスケだけは好きなんだよね」
「そうか。とても生き生きとしていた」
「その代わりがこの疲労感だけどね」
「ふむ」
「にゅーさんが溜まっておりますのよー」
「にゅ、にゅーさん?誰だ?」
「誰だってまー様そんな…乳酸ね乳酸。乳の酸」
「ち…破廉恥だ」
「まー様って何気にむっつりスケベだよね」
「なん…っ!?」
「むっつりで天然だからよりタチが悪いっていうか」
「ど、どちらも断固として否定する」
「主観と客観、信じられるのはどっち?」
「…く…」
「エロが苦手なのに、いや、だからこそと言うべきかな?すぐにそっちを連想しちゃうなんてむっつり以外の何でもないね」
「解説をするんじゃない」
「にょほほ」
「本当に疲れているのか疑問になってくるな」
「疲れてるよー。腕も足もだるだる」
「…口だけは達者ということか」
「バスケは口でするもんじゃないしね」
「まあ、確かに」
「さて、そろそろお昼かな。お腹空いた」
「では、学食に行くか」
「まー様、おんぶー」
「…む」
「おぶっておくれ」
「………み、密着するだろう」
「…だからむっつりって言われるんだよ、まー様」
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bkm
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