小噺 | ナノ


さぶい



「うー、寒いねチルノちゃん」

「寒いね大ちゃん」

「え、チルノちゃんでも寒いの?」

「え、ダメかなあ?」

「ダメじゃないけど…ちょっと意外な感じ」

「あたいは天才だから寒さがわかるのよ!」

「そーなのかー」

「ルーミアちゃん、そのタイミングは間違ってるかも」

「えっへん」

「にしても、寒いね」

「リグルちゃんはズボンじゃない」

「角生えてるし!あれ、角?リグル鬼だったの?」

「私はホタルだよ!あとこれは触角だし、ていうか関係ないし、ズボンはいてるからって寒くない訳じゃないよ!」

「鬼はわたしだなー」

「確かに、食人鬼」

「なにっ!なんかかっこいいね!」

「かっこいいかなあ…」

「でもあたいのが強いけどね!」

「そーなのかー」

「ルーミア、かすかに嘲笑混じってるね」

「あたいさいきょー!!」

「チルノちゃんは気づいてないけどね」

「ううっ。風が吹いたらよけい寒いよ…」

「文さんが飛んでたんじゃない?」

「ありうるなー」

「ようし!それじゃ霊夢の神社であったまろう!」

「うん、賛成!」





「あは、可愛いなああの子たち」

「幼女趣味でしたかあなたは」

「いえ、少女趣味。あたしたちも神社行こうよあややん」

「その呼び方はやめてください」






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