翼「・・・・ふぅ。なんとか引いたみたいだな。」
レイナ「・・・・・・・・・・・・・」
プロットモン『それより、翼!
遅かったじゃないですか!』
翼「悪い、悪い;
けど、なんとかなったからいいだろ。」
パタモン『けど、僕ビックリしたよ。
翼君が、ああいう行動するなんて。』
翼「いや、ああしないとあの人たちは
あきらめないんじゃないかと思ったから、 ? 」
パタモンの言葉に返事をしていたら
レイナが歩くのをやめた事に気づいた。
後ろを見ると、レイナは下を向いていた。
レイナ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
翼「レイナ? どうし
パンッ!
翼「っ!」
下を向いていたレイナに声をかけ
距離を縮めた時、片方の頬に強い痛みを感じた。
一瞬、何が起こったのか分からなくなった。
けどレイナを見て、分かった。
レイナは僕に平手打ちをしたって事が。
パタモン『翼君!?』
レイナ「・・・・・・・・最低。」
翼「 ? 」
レイナ「・・・・あんなことするなんて、最低!」
翼「 ! おい、レイナ!!」
レイナは僕の手を振り払うと、走っていってしまった。
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