翼「だな。結局遅くなったな;」
いそいでレイナのいる場所へ戻っている。
あのお店でかなり居座ってしまった;
翼「っと、レイナ。 ! 」
パタモン『 !? 』
レイナが待っている場所に戻ると
そこには知らない男性が2、3人レイナの周りにいた。
レイナ「ちょっと、邪魔なんだけど。」
男性1「いいじゃん。さっきから1人だしさ。」
男性2「そうそう、俺らと遊ばない?」
レイナ「さっきから言ってるけど、知り合いを待ってるの。」
男性3「けど、その知り合い、全然こないじゃん。」
レイナ「・・・・・・・・・・・・・・・・」
男性2「だからさ、俺らと行こうよ。」
レイナの方を見ると、レイナはナンパされていた。
けど、レイナはそれを相手にしていなかった。
パタモン「つ、翼君。どうしよう。」
翼「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
男性1「ねっ。行こう。」
レイナ「ちょっと、離してよ!」
1人の男性がレイナの腕を掴み、連れて行こうとした。
・・・・・仕方ない。 やるか。
僕はすぐにレイナの元に近づいて、男性の腕を解いた。
男性1「なっ! お前、なにすんだよ!!」
レイナ「翼!」
翼「・・・・・・・・・・・・・・・・」
レイナを自分の方へ近づけて
僕はレイナの頬に軽く口づけた。
男性1・2・3「「「なっ!!」」」
レイナ「 !? 」
翼「・・・・行くぞ。」
僕は声を低くして言うと
レイナの手をつないで、反対の手に
荷物を持って男性たちから離れた。
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