パタモン『そうですね。』
翼「・・・・・もしかしたら
究極体に進化できない事で
悩んでいるって事にも気づいているんだろうな。」
パタモン『翼君・・・・・・』
翼「・・・・悪い。パタモン。
いきなりこんな事、言って。」
パタモン『大丈夫。
翼君ならできるって思ってるから。』
翼「・・・・・・ありがとう。」
話しながら歩いていると、公園が見えた。
前まで歩いて、中をのぞいてみると
季節のせいか、誰もいなかった。
去ろうとしたら、パタモンが驚いた声が聞こえた。
翼「どうした? パタモン?」
パタモン『翼君、ブランコのところ!』
翼「 ? 」
パタモンの言った方を見ると、そこにはレイナがいた。
僕は中に入って、レイナのいるところまで近づいた。
翼「レイナ!」
レイナ「・・・・・・・・・」
翼「こんなところで、何しているんだ?」
レイナ「・・・・・別に。」
レイナはそっけなく返事をすると、下を向いた。
僕もレイナの隣にあるブランコに座った。
翼「・・・・・そういえばさ」
レイナ「・・・・なに。」
翼「・・・・・・レイナは、
〜♪〜〜〜〜♪♪♪〜〜〜
質問をしようとしたら、ケータイの着信音がきこえた。
上着のポケットからケータイを出し、ボタンを押した。
翼「もしもし。」
光『もしもし、翼くん!』
翼「光? どうしたんだ??」
電話をかけてきたのは光だった。
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