あと2日で、デジタルワールドへ行く。
でも、まだ母さんと話せないままでいた。
このままじゃ、いけないのは分かっているけど
なんだか、お互いギクシャクしていて話しができない。



ギルモン「光。」

光「どうしたの？ギルモン？？」

ギルモン「光はこのまま
　　　　　デジタルワールドへ行ってもいいの？？」

光「・・・・・・・ダメなのは分かっているんだ。でも・・・」

ギルモン「雪はただ、光が心配なんだよね。」

光「うん・・・・・・」

少し話しをして、僕らは黙っていた。








光「はい・・・」

入ってきたのは、姉さんだった。

光「姉さん。」

アキ「光。これ。」

姉さんがくれたのは、手紙だった。
渡すとすぐの部屋を出て行った。
僕はすぐに読み始めた。


　　光へ
　　正直、私はまだ行く事を認めていません。
　　だから、もし行くというなら帰ってきたらお説教します。
　　それを覚えていてください。
　　そして、必ず帰ってきなさい。
　　　　　　　　　　　　　　あなたの母　朝岡 雪より

読み終わると、涙があふれてきた。

光「っ！！　母さん・・・」

ギルモン「光・・・・・」

ギルモンはそんな僕の手を握ってくれた。

ありがとう・・・・　母さん・・・・・
必ず、帰ってくるから！






一方、その頃・・・・・

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