父さんもみんなに一礼して、部屋を出て行った。
僕らはしばらく黙ったままでいた。
来栖「・・・・・で、結局はどうするんだ?」
沈黙をといたのは来栖さんだった。
光「・・・・・・・・・・・・」
アキ「光の方は、もう少し待ってくれませんか?」
来栖「・・・まぁ、そうだな。
で、お前らはどうなんだ? 翼、スゥ、レイナ。」
翼+スゥ+レイナ「「「・・・・・・・・・・・」」」
翼君達は黙ったままだった。
そう、だよね。すぐには決められないよね。
藍「1週間。」
パタモン「え。」
藍「1週間だけ、待ってあげよ。
それに、デジタルワールドへワープするための準備もあるしさ。
それも含めて、待ってあげない? ね、来栖。」
来栖「・・・・分かった。
1週間だけ待ってやる。
それまでに決めて、やる事やっとけ。」
藍さんの提案で1週間だけ待ってくれる事になった。
そしてその日は、解散した。
しばらくはホテルに集まるのはやめておいた。
お互いの事があるし、僕もやりたい事があったから。
それまでに、こっちでやれる事をやらないと。
12/20