第24話:本当の姿 そして・・・

来栖「・・・やっぱり、行った方がいいか。」

来栖さんは少し黙ってから、そう言った。

クラウス「けれど今、あなたがデスウィングからいなくなると、
     ・・・チームは大丈夫なんですか?」

藍「確かに。いくら来栖が副ボスで大丈夫だからって、
  肝心のボスが普段チーム内にいないから
  確実に内部が狂うよ。私がいてもね。」

・・・確かに藍さんの意見は正しい。
神影さんは普段チーム内にはいないって言っていた。
副ボスの来栖さんがいなくなったら、チームが壊れる確率は高い。

来栖「だったら、どうするんだよ。」

藍「私が行きたい所なんだけど
  今は別件の用があるしな・・・・」


薫+ましろだったら、僕(私)に行かせてください。



光「 ! 」

後ろからの声に僕はびっくりした。

薫「来栖さん。僕なら大丈夫でしょう?」

薫君は自信を持ってそう言った。
確かに、薫君はメンバーだから大丈夫だけど・・・・

来栖「それは確かにそうだけどよ。
   ましろの方が・・・・・・・」

そう、来栖さんの言うようにましろちゃんの方が・・・

翼「確かにな。ましろ、お前は『ヘブンズウェイブ』の・・・・

藍「ましろも大丈夫じゃない?」

スゥ「は?」

僕らは藍さんの言葉に、頭にはてなを浮かべた。

クラウス「待ってください。
     あなた、分かって言っているんですか?」

藍「分かってないのはどっちかな?
  私が言いたいのは

???「『ヘブンズウェイブ』に入っているのは
    ましろではない。という事ですよ。」


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