来栖さんは少し黙ってから、そう言った。
クラウス「けれど今、あなたがデスウィングからいなくなると、
・・・チームは大丈夫なんですか?」
藍「確かに。いくら来栖が副ボスで大丈夫だからって、
肝心のボスが普段チーム内にいないから
確実に内部が狂うよ。私がいてもね。」
・・・確かに藍さんの意見は正しい。
神影さんは普段チーム内にはいないって言っていた。
副ボスの来栖さんがいなくなったら、チームが壊れる確率は高い。
来栖「だったら、どうするんだよ。」
藍「私が行きたい所なんだけど
今は別件の用があるしな・・・・」
薫+ましろ「「だったら、僕(私)に行かせてください。」」
光「 ! 」
後ろからの声に僕はびっくりした。
薫「来栖さん。僕なら大丈夫でしょう?」
薫君は自信を持ってそう言った。
確かに、薫君はメンバーだから大丈夫だけど・・・・
来栖「それは確かにそうだけどよ。
ましろの方が・・・・・・・」
そう、来栖さんの言うようにましろちゃんの方が・・・
翼「確かにな。ましろ、お前は『ヘブンズウェイブ』の・・・・
藍「ましろも大丈夫じゃない?」
スゥ「は?」
僕らは藍さんの言葉に、頭にはてなを浮かべた。
クラウス「待ってください。
あなた、分かって言っているんですか?」
藍「分かってないのはどっちかな?
私が言いたいのは
???「『ヘブンズウェイブ』に入っているのは
ましろではない。という事ですよ。」
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