その理由は言っていなかったね。」
神影さんは静かに教えてくれた。
デスウィングのボス「詳しくは言えないが、君達からは強いものを感じてね。
グレートバトルの時には特にそう感じたんだ。
そして目指しているものも似ている。
だから、同盟・連盟を申し込んだんだ。」
翼「そうですか。」
デスウィングのボス「それに、来栖と藍が言っていたんだ。
【あいつらと組んだ方がいい】とね。」
来栖さんと藍さんが言っていたんだ。
素直にうれしいなぁ。
???「あれ、お前ら。」
後ろから聞き覚えのある声がした。
すぐに後ろをみた。
スゥ「な、神楽! なんでお前がここに!?」
そう、後ろにいたのは神楽さんだった。
神楽「それはこっちのセリフだ。
お前らこそ、なんでここにいるんだ?」
神楽さんに理由を聞かれたから、僕は説明した。
神楽「なるほどな。
まぁ、確かにお前らとは組んだ方がいいよな。」
レイナ「で、あなたはなんでここに?」
神楽「あぁ、俺はグレートバトルが終わってから、こっちに入ったんだ。」
光「え、そうなんですか!」
僕らは神楽さんの言葉に驚いた。
神楽「来栖の言葉で目が覚めてな。
で、終わってからヘブンズウェイブを
脱退してこっちに移動したんだよ。」
プロットモン『いいんですか?』
神楽「あぁ、こっちの方がスッキリしていいぜ。
それより、あのときは悪かったな。」
神楽さんはすごく清々しい顔をしていた。
そのあと、僕らにこの前の事やそれまでの事を謝ってくれた。
神楽さん、すごく変わっていた。
なんだか、僕も嬉しいなぁ。
神楽「あぁ、そうだ。ボス、藍を見なかったか?」
デスウィングのボス「藍なら今はトレーニングルーム023にいると思うが。」
神楽「サンキュ。じゃあな、D-kids。」
神楽さんはすぐに走っていった。
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