第7話:誕生 D-Kids 熱き魂をもつテイマー 春日 スゥとコウモン


翼「光はレナを変えてくれたから だ。」

光「え?」

僕は翼君の言葉にビックリした。
翼君は続けて、しゃべった。

翼「レナは誰も信じなくなって誰にも心を開かなかったが
  レナはお前の事を信じていて心を開いた。
  それは誰も、中々できない事だけど、お前はそれができる。
  だから、いいチームができるって思ったんだ。」

言い終わると、翼君は離れてレナちゃんの所へ行った。
翼君のおかげで少し自信をもてた感じがした。

アキ「光、どうするの? 」

光「・・・うん。やってみるよ。」

姉さんは嬉しそうに微笑んだ。

アキ「よし、そうと決まったら、名前を考えないとね。」

光「名前か。どんなのがいいかな?」

ギルモン「光のチームか。楽しみだな♪」

ギルモン達は嬉しそうにしていた。

光「う〜〜ん。」

薫「ゆっくりでもいいと思うぞ。」

光「・・・一応、思いついたのはあるけど。」

テリアモン「何々、どんなの?? 」

光「・・・・・わ、笑わない? 」

パタモン「笑わないよ。」

パタモンがそう言ってくれたので勇気を出していう事にした。

光「・・・D-kidsっていうんだけど。」

アキ「どうしてその名前なのか、意味はある??」

光「うん。僕はまだ子供だけど、デジモンを思う気持ちは
  みんな同じだよっていう意味なんだ。・・・・・変かな? 」

僕はちゃんと言うと、みんなの言葉を待った。
少し不安もあるけど、ちゃんと言いたかったから。

薫「いいんじゃないか。」

レナ「別におかしくないな。」

翼「光がその名前がいいって言うなら、それでいいと思う。」

ギルモン「うん。いい名前だよ!」

テリアモン「そうだよ。」

レナモン「いいと思います。」

パタモン「僕も素敵だと思います。」

僕はすごく嬉しくなった。
こんなに他の人達に褒められた事はなかったし
それに“仲間”に言われると嬉しさが増してきた。

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