宏斗×和泉 | ナノ





最悪な日


ようやく解放されて
動けないけどなんとか足を動かして家まで帰って
お風呂場になだれ込むと服を脱ぎ捨てて熱いシャワーを浴びる


「っ……ふぇっ……ヒック」


本当は帰って来たくなかった
宏斗に知られたくないから
だけど、早く宏斗で満たされたかった
宏斗ので塗り替えて欲しいから


「綺麗に、しなきゃ…宏斗に触ってもらえない……綺麗に、しなきゃ…」


ボディータオルにソープを泡立て
身体をゴシゴシと力強く洗う
あの人たちの感触が消えるまで
ずっとずっとゴシゴシ洗う
何度も洗って流してを繰り返す
流れていく泡が赤く染まってもまだゴシゴシ洗う
何度も、何度も


「綺麗に…しなきゃ…綺麗に…」


呪文のように言い続けながら何度も何度も洗って流す
何度目かの赤く染まった泡を流していると急にシャワーが止められた


「和泉」


後ろから呼ばれた名前に大きく反応した僕の身体
どう、しよう…宏斗に…宏斗が…


「もう上がってこい」


バスタオルが背中からかけられ、宏斗が出て行った
僕…捨てられるのなか……もういらないって…
汚れた僕なんていらないって捨てられるのなか…
なんて考えながらそのまま歩いて寝室に入ると
僕は入り口で止まってベッドに座る宏斗を見つめた


「早く来いよ」
「僕、捨てられるの…?」
「…は?」
「汚れたから…
汚い僕はもういらないって捨てられるの?」
「和泉、こっちこい」
「やだやだ! 行かない!」
「捨てないからおいで? 和泉」


僕の方に伸ばされた宏斗の手に吸い寄せられるように近付くと宏斗に手を引かれてベッドの上に押し倒された。


「ひ、ろ…」
「怯えちゃって可愛いな? 捨てないから抱かせて」
「ん…」


キスされて、口の中犯されて気持ちよくて
縋るように宏斗の首に腕を回すと頭を撫でられて
それだけで幸せな気持ちになれる

身体中にキスマークを残されて
僕の弱いところばかり刺激してきて
イきそうになるとイケなくされて
おかしくなりそう


「んぁっ、ぁ…ひ、ろぉ」
「和泉きもちー?」
「きもち、ぃ…んやぁっ」
「ククッ可愛い」


中のイイトコロを擦られて腰がビクビク動いて
前も弄られてもうなにも考えられない
早く宏斗のが欲しくてたまらないのに
なかなかいれてくれない
それどころか身体を反転させられて
背中を舐められた


「和泉の綺麗な肌が台無しだな」
「ふぁぁ、ぁ…舐め、ちゃ…やっ」
「綺麗に治るまで舐めてやるよ」
「だめっ…ひゃああ」


背中を舐められてそっちに集中してたらいれられて
一気に奥まで突かれて背中がそった
やっぱり宏斗のは気持ちよくて
無意識に離さないように締めつける


「ククッ…どうされたい?」
「ふぁぁぁ…ひろ、の好きに、して…?」


耳元で囁かれて甘噛みされてゾクゾクする
宏斗にならなにされても耐えられるから


「なら遠慮なく」


腰を持ち上げられてガンガン突かれて
奥まで突かれておかしくなる
イきたいのに握られててイケなくて
身体がガクガクする


「ひゃああ…イ、く…イきた、ぃ」
「好きなだけイけ…和泉」


握られてたのが離されて激しく扱かれて突かれて
耐えることができなくてビクビク締めつけてイく
イってる間も絶え間なく突かれて止まらなくて
身体を支えていられなくて
強すぎる快感に逃げたくて
枕を抱いて顔を埋める


「和泉、逃げるな」
「ひゃああ、ぁんっ、ん」


身体を持ち上げられて
膝立ちにさせられて後ろから突かれる
崩れ落ちそうなのに
宏斗に支えられてなんとか立ってて
気持ちよすぎてなにも考えられない


「ひ、ろぉ…ひろ…んああっ」
「ククッ…さっきからイキっぱなしだな? 淫乱」
「ふぁぁ、ぁ…ぁんっ、ぁ」


たくさん突かれて前も弄られて
耳を甘噛みされて舐められて
おかしくなる


「このまま俺に犯され続けるのと玩具で犯されるのどっちがいい?」
「ひろ、が…いい」
「クスッ…可愛い」
「ひやあああ、ぁ…ん」


止まってたのにいきなり奥を突かれて
大きく背中が反ってイく
宏斗のが中にたくさん出されて
いろんな体位で突き上げられて
出なくなるまでイかされて僕はおちた。


ー END ー



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