プロローグ
いつもは隣にある姿がない帰り道。
普段からすればあまりにも静かな家路を歩いていると登校する時には無かった段ボール箱が道の端に置かれてあった。
あまりにも不自然なそれ。
ちょっとした好奇心に負けて覗き込んだそこに黒い塊を見つける。
「……ねこ?」
そこにいたのは随分と衰弱したねこで。
その日、俺は痛々しい姿のその子を抱き上げて家に連れて帰る事にしたのだった。
→
―――――――
拾ったのはもじゃの小さなくろねこ
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