ポケモンSS | ナノ
見つけるよ



俺達はきっと来世でも会えるさ
彼女は自信満々にそう言っては笑っていたが
来世でも会えるだなんて事
僕は彼女のようには口に出来なかった。

もし彼女に会えず
彼女の隣には自分以外の男が
そんなばかりを考えていたからだ…

だが

「シゲルはもし生まれ変わっても俺を見つけてくれる?」

「サトシ?」

「姿や見た目が変わっても見つけてくれる?」

「僕は…」

「俺はシゲルがどんなブサイクになってても例え女になったって見つけてやるっ」

自信満々ににそう言う彼女に
思わず笑ってしまいながらも
彼女の言葉にふと違和感を感じ

「サァトシちゃあん」

「?」

「僕がブサイクになんてなるわけないだろう?…それに僕の方が先に君を見付けるさ」


来世でも想うはただあなた一人


(はじめまして、オーキド・シゲルです)

(俺はサトシ!宜しくなっ!!!)


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