ポケモンSS | ナノ
好きスキすき


サトシが好き
一緒に旅をして1日1日を過ごす度に
その気持ちは大きくなっていった。

けど
初恋は実らない、なんて皆が言っていたけど
それは本当だった

「ねぇサトシ、昨日ポケモンセンターで電話してた人って、もしかしてサトシの彼氏っ?」

ただの冗談だった筈の言葉
それなのに…

「えっ!!?//」

そんな反応をされたら
相手がサトシにとって大切な人、とゆうのは明らかで

「もぅ!ただ冗談で聞いただけなのに、そんな反応してたら彼氏だって認めてるのと一緒かもっ」

「…ハルカ?」

自分が招いた結果なのに
気が付けば私は涙を流していた

「あれ…ゴメン、サトシ…」

心配するサトシに背を向けて私はその場から走り出した

「っ…うわぁぁぁああん」

行き先なんてない
ただサトシのいない場所で泣き叫びたかった。

「…ハルカ」

「タケシ…。」

「サトシ、心配してたぞ」

「わかってる…でも、サトシにこんな姿見られたくなかったから」

「…落ち着いたらちゃんと帰ってこいよ」


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