そのチョコは誰のもの?!!

「今日ってバレンタインデー何ですよね」

練習中
天馬が呟いた一言にその場に居た全員がベンチに座って春菜と何かを話している円堂へと視線を向け

「監督はチョコを作ってるんだろうか」

「俺っ、監督からチョコを貰えるなら手作りじゃなくても全然いいですっ!!!」

「でも、俺は貰えるなら手作りのチョコがいいな」

神童、松風、霧野の言葉に
メンバー達が思い思いの事を話はじめていると

そんなグラウンドの騒ぎを聞き付けた円堂と音無がグラウンドへと足を踏み入れ


「お前たち、一体何騒いでるんだ?」

「練習中は練習に集中しなきゃ駄目でしょ?」

苦笑気味に問い掛ける円堂とは違い
呆れながらそう叱る音無に
皆は練習を再会しようとする中
剣城だけがその場に残り

「今日はバレンタインデーですけど監督は、誰かにチョコを渡すんですか?」

「つ、剣城っ!!!」

真剣に問い掛ける剣城に天馬は剣城の手を引いて練習へ戻ろうとするが
あー…と苦笑しながら頬を掻いている円堂

「いちよう、バレンタインデーって事もあるし、日頃から練習を頑張ってるお前たちにチョコを用意してるには用意してるんだ」

(((((((監督からのチョコ!!!))))))

「ただし、円堂さんからチョコを貰いたいなら今日も各自メニューをきちんとこなす事が条件だからね」

赤面しながらそう言う円堂の姿に
その場に居た誰もが可愛いと思いながらも
音無の言葉に練習へと急ぐのだった


(円堂監督!!!このチョコって本命ですかっ!!?)

(?…ただのバレンタインのチョコだそ?)

(…ですよね)




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