炬燵
それはある日の出来事
秋から冬へと変わるこの時季は肌寒さも一際強く感じ
いつもは、ひなたぼっこをしていた守と吹雪も
今では炬燵の中に足を入れては暖かな温もりに身を任せていた
「炬燵って本当にいいな」
「守は最近炬燵の中で寝ちゃうから気を付けないと風邪引いちゃうよ?」
「はぁーい」
今では炬燵の中で気持ち良さそうに横になっている守に
注意しても数分後には寝てしまうんだろうな、と苦笑しながらも
守の枕を取りに立ち上がる吹雪だった
(幸せそうに寝ちゃって…)
(…とうさま、…だいすきぃ-…)
(可愛すぎる///)