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『午後の部の第1種目は200m走です、出場選手の皆さんはグラウンドに集まって下さい』
「お前たち200m走の出場選手だろっ、早く行って軽く準備運動しないと駄目だぞ?」
「うんっ」
「めんどくせー…」
「ほら行くよアツヤ」
午後の部の競技アナウンスに
守はシートでのんびり休憩している双子達にそう告げると
士郎がアツヤを引きずる様な形で二人はグラウンドへと向かい
「…本当、似てないよな」
そんな二人を見つめながら
守はひとりそう呟いていた。
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