「おぅいいぞ円堂!!!」

「サーフィンってやり始めると楽しいなっ!」

乗りはじめた頃とは違い、今では波に乗るのも上手くなった円堂を見つめながら
綱海は自分もやってみたいと付いてきた立向居へと視線を向ければ
立向居はボードを手に円堂の姿を黙って見つめていて

「お前、円堂が好きなのかっ?」

「うぇえっ?!!!////」

「ハハハッ!お前素直な奴だなーっ!」

自分の質問に持っていたボードを落としながら顔を真っ赤に染める立向居に綱海はアハハハハと大声で笑い始め


「じゃあ、そうゆう綱海さんはどうなんですかっ」

「どうって…まぁ、円堂を見ていて可愛いと思うし好き、なのかな」

「俺は円堂さんの性格もプレイも全部が好きですっ!!!」

そんな綱海の反応が気に食わなかったのか
少しだけふてくされながら口を開いた立向居の言葉を聞きながら
綱海はチラリと円堂を見つめると小さく笑みを浮かべ

「でもま、円堂はスタイルも良いよなっ」

「円堂さんをイヤらしい目で見ないでくださぃっ!!!//」

そう言って叫ぶ立向居の姿に
海から上がってきた円堂がどうしたのかと駆け寄ると
立向居は円堂の水着姿に顔を真っ赤にさせながら言いごもり
そんな立向居と円堂を見つめながら綱海はこの時間を幸せだと感じていた。


(円堂は何カップあるんだ?)

(ちょっ!?//綱海さん何聞いてるんですかッ?!!///)

(Dだったと思うぞ?)










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