short | ナノ


R18
カニバ、小スカ、グロ、屍姦などの表現有



「あ、あ、あ、」

首を締めると、アソコがぎゅっと締まって、それはそれは、まあ気持ちが良い。呼吸出来ないだろうってくらいに力をかければ、目はぐるぐるしていた。喘いで出す舌をそっと舐めて、絡ませて、そっと歯を立てて、噛みちぎった。口の中でもぐもぐとしてみて飲み込んでみたけど、そんなに美味しくはなかった。ちぇ、見た目とは違うものなんだなぁ。悲鳴すら上げられない喉を、ようやく緩めてあげると、とても苦しそうで、恐ろしいものを見てるような、でもなんだか、その顔が俺には喜んでいるようにしか見えなくて、可愛い。身体を離すと、俺の腹とかに、白い液体が飛んでいた。もしかして、イっちゃった?それからしょろーって広がるみたいに零れだして、ああ、おもらしするくらい、気持ち良かったんだ。

でも、足りない。

「ねぇねぇそんなに良かった?痛いの好きなの?そっかよかった俺さいっぱい楽しめる道具持ってきたんだけどねきっとあんなんじゃ満足しないよねうんわかった大丈夫一番気持ち良いことしてあげるから」

言葉も喋れないぐらい興奮してるのかな、ああそっか、さっき俺が食べちゃったのか。脇に置いておいた拳銃とナイフ、とりあえずこれでいいかなぁ、鋸とかになると段々切る段階で飽きてくるし、俺は早く、……早く、瞳孔が開いてどこにも見えない光を見続けて柔らかくも何ともない温もりも何もかもが消えてしまったあれに触れたいんだ。

「どっちが好き?どっちも好き?我儘だね仕方ないなじゃあ両方お腹に入れてあげようか」

黒い拳銃と銀色のナイフを腹部にぴとりと添えるとがたがたと身体が震えていることに気付いた。相手が、じゃなくて、俺が。だって、だってだってだって、もうすぐ俺のお気に入りが出来上がる。付き合って愛を囁き合って、それからやっと完全に俺のものになるんだ。どうしようどうしよう、ちょっと手元が狂ってしまうかもしれない。

「じゃあそろそろはじめようか」

ずるっと俺のものを抜いて、さあて、一気にいこうじゃないか。酷く大きな音が鳴り響いて同時に、俺の身体と顔に血液と、多分内臓の一部が張り付く。ぬるい。求めているのはこれじゃない。


いつの間にか呼吸の消えてしまった身体。
声も何もない。
あと10分。
あと30分。
あと60分。
ああどうしよう、ぞくぞくする。
白くなっていく。
硬くなっていく。

「っ、は、あ…ッ!」

考えただけで、触りもしないのに、白いそれが飛んでしまった。
駄目だ、どうしたって、我慢できないんだ。
少し締まりの良くなったアソコに指を突き立てて、広げて、もう一度、入れ込んだ。


死んでしまった恋人。
これで、やっと。



「愛せるね」



開いた傷口に舌を入れ、ああ、ここから精液の味がしたらどうなんだろうと、そう、思った。

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