いくら大きめのソファーだからといって、身体が正反対に動けばスペースも足らない。
首から上だけは支えるものが無くて、がくんと仰け反る。
逆にそれが、声の歯止めを効かなくさせた。
「ひっ、ぁ、あ…ッ!や、あっ」
「かいちょ…ッ、会長、」
「だめ、あ、そんな、おく…ッきもち、い、あ、ぁッ!」
「ここ?ここ、気持ち良い?」
「うあ、あ、や、そこ、…っ」
テクなんてあったもんじゃない。
だけど、がんがんと奥まで突っ込まれるのは悪くないし、こんなデカいのを突っ込まれたこともないから、初めて届くそこが気持ち良くて、ただ快感に浸った。
「あ、も、いきそ、いく…ッ」
「かいちょう、」
「い…っ、ぁ、あ、ああッ!」
腰を高く上げられていた所為で、胸元にびしゃりと自分の精液がかかる。ぐいぐいと突かれる度に残ったものが押し出されて、何滴か顔にさえかかってしまった気がした。
力が抜けて後ろに反ったままの頭は血が上ってきて、男に舌を舌で絡められるだけでびりびりとした快感が抜ける。
「っ、ん、会長、」
「ん、ぁ、待っ、あッ」
「ごめん、ごめんね、会長、」
俺がイってる間少し大人しくしていたけど、そうか、こいつはまだイってないから。
硬いまま、何度も抜き差しを繰り返される。
どっちかというと、さっきよりも激しく。
敏感になってる身体はより快感を拾い上げ、ただ、気持ちがいいと、そう叫ぶように喘いだ。
ぐずぐずになって、中が満たされる。
足りない、これだけじゃ、足りない。
脚を腰に絡ませて、中に入ったままのそれを締め付ける。
ぐ、っと大きくなってまた、何度だって、俺は喘いだ。
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