R18
side 祐貴
「っあ、う、ッあ、も、わかんな…っ」
「えっろ、…」
「あ、んんッ、あ、ぅ、」
自分の良い場所がわかって、腰を振っていくうちに、段々と俺をイかせるだとかそんな考えは吹き飛んだんだろう。
快楽を追って、気持ちじゃ止められない位、身体が勝手に動いてる。
違う、違うと首を横に振るくせに、表情は完全に感じきってるし、身体は素直だ。
…くっそ、何だもう、可愛すぎるだろ。
「圭登」
「ん、あ…?っひ、ぅ、あ!?」
ほけっとしてる圭登の奥を突き上げると、びゅくりと、先走りが落ちた。
それから何度か突き上げ続けると、さっきよりも、もう抑えきれない、つーかんじで声を上げる。
「お前、ほんと、エロい、」
「ゆ、き…っんぁ、あ、あ!」
奥を貫いて、ぎりぎりまで引き抜いて、良いところを責めると、俺の腹部を余裕のない指先が撫でた。
「ゆ、う、も、っと…、ん、…そ、こ…ッ」
「…ここ?」
「うあッあ!や、あ、んん!」
こくこくと頷きながら、自分でも俺に合わせるみたいに、さっきまでの拒否が嘘みたいに、腰を振る。
…なあ、俺をどうしたいんだ。
流石にここまで乱れてくれるなんて、思ってなかったんだけどな。
「…ッゆう、ぁ、う、ゆ、きぃ…!」
「は、すっげぇ、いい、」
「あっん、あ、も、いく…っ」
「まだ、もう少し、」
「やぁ、や、いきた、ふあ、あ!」
「だーめ、」
「や、ゆうき、ゆ、うき…ッ、い、く、ぁ、んんっ」
腰を掴んでさっきより強く、がんがん奥まで突き上げ続ける。
圭登の中が引き攣って、俺の腕に爪をたてて。
「う、ぁ、あ…ひ、ああッ!」
「くっ…!」
身体までびくびくと跳ねながら白濁を吐いて、俺の腹を汚した。
…もうちょい苛めるつもりが俺もつられてイっちまったのは内緒な。
いやだって、あんな、イかせてお願い、みたいな目で見られて、名前呼ばれたら、限界なんてすぐだろ。
圭登の色気がやばい。
「は、…ぁ、…、」
「…良かった?」
「ん、」
イってぐずぐずになってる圭登の頬に手を伸ばせば、添うように顔を寄せる。
多分、頭が上手く働いていないんだろう。
普段なら絶対に頷きはしないし、こんなに、ふやふやとした顔をするはずがない。
指先で唇を撫でれば、浅く息を吐きながら、舌でそれを追いかけて。
首裏に掌を回してこちらに引き寄せたら、力の入らない圭登は俺の方に倒れこんできて、でもそのまま、唇を重ねて、痺れた舌を噛んで。
「圭登」
「ゆう、き」
ゆっくりゆっくり、腰を揺らす。
敏感になってるこいつは、それだけでも声にならない嬌声を上げていた。
きっと、理性が戻ってきたら大変なことになるんだろうが、…それまでは、楽しんで良いよな?
end.
**********
圭登が自分で腰振りつつおねだり、なリクでした(よね?)
ちょっとキャラぶっ飛びすぎかな、と思いつつも、植草さんなら許してくれるかな、と思ってこうなりましたまる。
受け取って下さったら嬉しいな…!
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