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バラエティを見ながら、二人であーだこーだ言う。ある、女の子のアイドルを褒める遠藤さんを見て、私も見た。ちょっと嫉妬した。この子見たいにこれから伸ばそうかな。
バラエティが終わったあと、口から出まかせに
「遠藤さんのこと好きなんだけど」
と声をかけると、視界が天井になっていた。
「おれだっておっさんだけど、男って忘れてもらっちゃ困るね」
ああ、私は遠藤さんに押し倒されたのか…と気付きながら…抑えられた手首を見つけでも一切動揺しなかった。




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