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バイト終わりにスーパーで野菜を買い、遠藤さんの家に向かう。遠藤さんの部屋の鍵はとっくに壊れていて、うちからも外からも開けることが難しい。ついでに玄関のドアのチャイムも壊れている。しかたなく、ノックし、「遠藤さん」と口に出して呼んでみたら、不機嫌そうな顔をしたタンクトップを着ている遠藤さんがアパートのドアを開けて怖い顔で私のことを睨んでいた。
「ここは、俺がやっと見つけた部屋だから頼むから近所迷惑だからやめろよ、まあ、中に入れ」
「はーい」
遠藤さんは顔が怖いからそのままでも大丈夫と喉までつかえたが、言うのはやめておいた
部屋に入るといつも通り豪快に散らかっていた。ら




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