9




片手で、私のボタンのシャツを外していく。
「やーだ、遠藤さんのエッチ」
「黙れ、クソガキ」
手首を握る力が一段と強くなった。シャツの最後のボタンが外れたら、私の下着があらわになった。
「マセた下着着やがって」
そう言いながらブラのホックを外し、くたびれだ布団の上に寝転がされた。形式的に愛撫され、入れられた。
「遠藤さん、ちょっとまって、やめっ…」
「やめろって言われてやめるやつがいるかよ」
天井の電気が延長された紐によって消される。悲しいのかうれしいのか、私は泣きそうになっていた。




*prev next#
back
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -