こんばんは名前変換( 55/56 )




また幸雄は帰りが不規則になった。怪我も治っていないのに。
「さっきゆきの王子みたいな人みたよ。でも、あの人は銀髪だよね。さっき見た人は黒髪だった」サークルの飲み会の帰りにそう言われた。
「じゃあ他人の空似でしょ」
「ゆきの王子かっこいいよね、危ない感じのイケメンって魅力的すぎー」
「王子とかじゃないから、早く酔っ払いは帰りなさい」
と同級生の背中を押した。
***
「13:00にいつもの公園にきて」
平山さんからメールがきていた。蝉の音がうるさい中半袖のTシャツにショートパンツをはいて公園に向かった。



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