「愛してるゲームだって、新妻君」
「なんですか、それ？」
「真顔で愛してるって言えばいいんだよ、言えなかったら負けな」
「おぉ、それを僕と福田さんがやるですか？」
「ん、そういうこと」
「負けませんよー！」
「こっちの台詞。よし…いくぞ」
「は、はい…！」
「新妻君愛してる」
「…」
「…」
「…これは言われる方も照れますね」
「あぁ…だが俺は耐えたからな！次新妻君、はいどうぞ！」
「ふ、福田さん愛してます」
「…」
「…ふはっ」
「あ、新妻君笑った！負けな！」
「だって、福田さんが…」
「俺？」
「凄いにやついてたから笑っちゃったんですよ」
「え！俺そんなにやけてた？」
「はい」
「無意識だった」
「これは引き分けですね」
「しょうがないな、そうしよう」


「ゲームとはいえ、言われると嬉しいな」
「福田さんご機嫌ですね」


end.


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ばかっぷる福エイ。