ベクトル[完] | ナノ

あとがき
半年近くかな、やっと完結しました!
最後は実はサッカー部や放送部、みんなが見守っていたというオチです。
「ヒロインの想い」は、ペットボトルですね。
水滴が凄いことになる→それくらい、買ってから持ってる→めっちゃ待ってる。
でも待ってたことも、部活おつかれさまってことも素直に言えないからモノで示す、的な感じですね、はい、訳わからん。

最初の段階での「逆向きベクトル」は、南沢の片想いであるという意味でした。
最終的には両方から想いが向き合った「逆向きベクトル」になった、という意味になります。
簡単に図で説明すれば
最初は 南沢→ヒロインなので ←→
最後は 南沢⇔ヒロインなので →← になった、といった感じですね。
わかりにくくてすみません。

本当はもっと南沢に攻めてもらうはずだったんですが
だんだんヒロイン目線が多くなり…結果、ヒロインの心が自分と周りを通して変わったといった流れになりました。
きっと自分だけでは気がつかないことって、多いですよね。
ヒロインの場合、気がつかせてくれたのは「友人」と「部活」でした。

ここで少し謝罪を。
放送部についてですが、管理人は放送部のある学校出身ではありません。
なので、捏造の塊です、信憑性は全くありません。
お話-フィクション-の一部としてとらえていただけたらうれしいです。

個人的には、放送部のオリジナルキャラクター達がかわいいです。
「澤部」は元々名前が思いつかず、たまたまテレビに映っていた芸人さんから名前をいただきました。
その時にはノリツッコミをするキャラ扱いだったんですが、気がついたら管理人のイメージ的に黒子の黄瀬くんみたいなわんこタイプになっていました。
「森崎部長」は、まあ無茶振り大好きな人って、まわりに一人くらいはいるよねっていうあるあるから。
もの静かだけど好きなものには凄く情熱のある「白木くん」
普段から明るいけどあがり症で失敗ばかりの「安藤ちゃん」はまわりにいるような子をイメージして作りました。

ヒロインの「友人」であるこの子は、実はお話の前後にある「」を言っています。
きっと皆さんにも素敵なご友人がいらっしゃるでしょう。
その方と少しでもこの子が重なれば、感情移入しやすいかと思い、名前はありません。
名前はあえて付けませんでしたが、物語のいいとこどりをしてくれた「友人」
わたしは君が一番好きだ!(笑)

人は周りに左右されやすく、ヒロインのように悩みがちだけど
結局のところ、周りの人に助けられ、支えられているんだという感じをイメージした作品になりました。
おかしいな、当初ギャグの予定だったんだけど。
まあいいか。

最後までご観覧いただき、ありがとうございました。
   管理人、七瀬。




お題:ポピーを抱いて


12_06_21〜13_02_22





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