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有人曰く
円堂青年は、自覚がないらしい。
彼の場合、プレゼントの殆どは食べ物。
差し入れを貰っている程度としか、思っていないらしい。
「なぁ、ホントにサッカーやってないのか?」
「あぁ、」
サッカー部、入れよ!
いや、まず私は生徒じゃないんだが。
「…、」
いや、知らん顔するな、有人。
そんなこんなで、教室へ着く。
有人にとっては護衛は普通なのか、あまり周りには警戒されていない。
いや、視線は来るんだ。
なんでだ?
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