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●●アンインストール●●● 〜6
「は、花井、くん!!」
「っ、と…、三橋か。ビビらせんなよ…」
シガポに事情を話し、今日の部活をナシにしてもらった。
詳細までは話せなかったけど、部員の体調不良が多くて…と、適当なことを言った。俺の顔色を見たのか、シガポはわりとあっさり承認してくれた。
部室まで鞄を取りに行こうと歩いてる途中、三橋に声かけられ…突然現れたことに驚き、立ち止まったけど。
正直…今は、誰とも話したくない。
「あの、あの、…」
「……ワリーけど、俺もう帰るから」
おどおどしてる三橋を置いて、さっさと帰ろうとする。
けど、いきなり右腕を掴まれてそれを阻められてしまった。
「待って、…はない、くん!」
「…なンだよ?」
予想外の行動に、また驚く。
コイツが積極的っていうか、強引な行動とるのって見たことない。
でも今は…マジで、一人にしてくれ。
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