〜職員室〜


西広「ハァ、ハァ、ハァ…!//」

梅原「見ましたよ、先生v」

西広「うわ! ビックリした… 先生、まだいたんですか?」

梅原「ええ、さ来月の献立の見直しを… って、そうじゃなくて! あれが噂のお父さんですか〜?^^*(ニヤニヤ)」

西広「ええっ! あ、あの…//」

梅原「イケメンじゃないですか! いくつぐらいなんですか?」

西広「今年で、26だそうです…//」

梅原「若いですね〜! 3個上かぁ、丁度いいじゃないですかv」

西広「ちょ、丁度いいって何ですか!><//」

梅原「上の子は6歳なんですよねぇ? あんなに若いのに、二人の子供を育てながら働いてるわけですか…。苦労してますねぇ」

西広「ええ…。ゆうと君も、そんなお父さんに気を遣ってるらしいんですよ。小さいのに、偉いなぁって思いました」

梅原「まだまだお母さんが必要な時期ですよね。先生がなってあげたらいいじゃないですかv」

西広「そ、そんな…!// 前の奥さん、凄く綺麗な人だったんですよ? 僕みたいな地味なタイプとは、全然違うっていうか…」

梅原「あれ、奥さん知ってるんですか?」

西広「もうすぐ、母の日じゃないですか。ゆうと君だけ母親がいないから、どうしようかなって園長先生と相談しながら、お父さんとも話してたんです。その時から、よく話すようになって… 写真も見せてもらって…」

梅原「ほー、なるほど。さ来週ですもんねぇ」

西広「ええ…。たんぽぽ組には、片親だからってからかうような子はいないんですけど…。ゆうと君が、引け目を感じたらどうしよう、って…」

梅原「…へーぇ。何か、お父さんが先生に惹かれるの分かる気がしますよv」

西広「ええっ? な、何で今の話の流れで そうなるんですか!//」

梅原「凄く優しいからですよーv 俺はイイと思うけどなーv」

西広「…僕だって、凄くいい人とは思ってますけど…。どうしても、一歩踏み出せなくて…」

梅原「前の奥さん、そんなに気になりますか?」

西広「……ええ。学生結婚するほど、相思相愛だったのかなって思うと…自分に自信がないんです」

梅原「そうかな〜? そんなことないと思いますけど…あ!」

梶山「よう、まだ終わらないのか?」

梅原「んん、終わったよー。先生、早く手ぇつけないと、他の人にとられちゃいますよv^^」

西広「手ぇつけるって…!//」

梶山「?? 何の話だ?」

梅原「コッチの話v それじゃ、先生、お先に失礼します☆」

西広「はい、お疲れ様でしたー…//」

(ぱたん:閉)



西広「……僕だって、……」


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