志賀「…梶山先生!」

梶山「園長! こいつらが、梅原が倒れたって…!」

志賀「ええ、西広先生から電話がありました。すぐに運びましょう! 私は医者を、先生は西広先生と一緒に、運ぶのお願いします!」

梶山「分かりました!」

おきゅ「…せんせー、うめはらせんせー、だいじょうぶかなぁ〜?><。」

梶山「…ああ、大丈夫だ。先生がみんなついてくれてる。お前達は、いいこにできるな?」

はにゃい「できますっ!」

梶山「よし、いい返事だ。何かあったら、隣のつばき組に行くんだぞ。百枝先生がいるはずだ」

はにゃい「はいっ! みんなー、もー大丈夫だ!^^」

あびぇ「えんちょーせんせーは、さいきょーだからな!」

みはち「ほんとー…? よかったぁー!^^。」

はにゃい「みんな、シー、だぞ! しずかに…!」

全員『はぁ〜い…!』



・ ・ ・ ・ ・


〜保健室〜


梅原「…? …、ん?」

志賀「先生、気が付きましたか…!」

梅原「?? あれ?」

梶山「ぶっ倒れたんだぞ、お前…」

西広「過労だそうです。それに加えて、寝不足だったみたいですね」

梅原「……そ、そうですか…」

梶山「そうですか、じゃねぇよ。ビビらせやがって…」

梅原「す、すいません…。園児たちは?」

西広「もう夕方ですから、今百枝先生と宮下先生が帰らせてます。給食とおやつは、僕と宮下先生が盛り付けて各組に渡しておきましたので、大丈夫ですよ」

梅原「そうですか… 良かった…」

志賀「良かった、じゃありません。自己管理も仕事の内ですよ?」

梅原「申し訳ありません…! もう、大丈夫ですから!」

篠岡「…どうですか、具合の方は…?」

梅原「すいません、もう平気です!」

志賀「園児達を不安にさせた責任は、とってもらいましょう」

西広「園長、それは…」

梶山「………」

梅原「…はい」


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