梅原「…お前な、産婦人科行ってどうすんだよ。結婚するわけでもないのに」
梶山「え? しないの?」
梅原「え!? するの!?」
梶山「俺はするつもりだけど。梅は違うのか?」
梅原「え… え!? な、何をサラッと言っちゃってんの!?//」
梶山「俺は、梅と結婚して子供に囲まれてアハハな生活を送るつもりだけど」
梅原「だ、だから! 何でそんな普通なんだよ! 結婚しようって言ってるのと同じだぞ!?」
梶山「だから、しようって。今すぐじゃないけど、いずれはするだろ?」
梅原「だろ?って…// も、もっと緊張感とかねーのかよ!」
梶山「だって、俺はずっとそのつもりだったし… 梅は結婚したくないの?」
梅原「う…// いや、それはー…//」
梶山「梅を幸せにする自信はないけど、俺が幸せになる自信はある」
梅原「何だそりゃ?」
梶山「梅の幸せを作ってやろう、なんておこがましい事言わない。けど、俺は梅と一緒にいたら幸せだ」
梅原「な!?//」
梶山「そこん所を分かっててくれれば、今はいいや。気が向いたら教えて」
梅原「…結婚する気になったら、言ってくれって事?」
梶山「そういう事」
梅原「…梶ってさ、本当に変わらないよな。俺に告白してきた時も、そうやって日常会話にぶっ込んで来たし」
梶山「そうだったっけ?」
梅原「…ま、お前らしいわv 結婚はー…まぁ、考えといてやる…//」
梶山「よろしくお願いします。あ、そうだ。ついでに言うけど、同棲しねぇ?」
梅原「は!?」
梶山「こっからのが幼稚園近いし、家賃とか折半すれば貯金出来るし。結婚資金とかに回せるだろ」
梅原「だから、何でそんな大事な事をサラッと言うんだっつの!」
梶山「俺らしいだろ?」
梅原「アホか!」
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