「あんま力入れんといて、見えないやんか…」
「見なくて、いい…!」

「はは、めっちゃ可愛いー…v」
「んむ、んんっ!」

また深いキスをされながら、俺のソコを弄り続けた。
違和感がゆるゆると快感に変わっていくものの、コレといった刺激がない為、じれったくなってくる。
そのせいで勝手に揺れてしまう腰に、織田が気づいて少し笑った。

「そろそろ、ええかな…」
「んっ、おだ、前…」

「まだ触らへんよ、それよりコッチな…?」
「ん…?」

織田が俺の両手を外し、ゴソゴソと枕元から何か取り出した。
ぴりりと開けるそれは、コンドームで…ついに受け入れる時が来たのかと、緊張が少し戻ってきた。

「叶、後ろからでもええ…?」
「…ふぇ、…なんで?」

「後ろからのが辛くないらしいねん。初やし、体に負担がかからない方がええやろ…?」

キスしながら囁いて、頭を撫でてくれる。
ころんとうつ伏せにされたけど、またすぐに振り返って織田に抱きついた。


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