「花井たちもよくココ来んの?」
「まー、たまに。田島が目玉焼きハンバーグ食べたいって言うから…」

すっかり保護者だな、と笑い合う。
田島は花井が用意したコーンスープを、ふーふーして冷ましてた。

泉はそれに「あらびき胡椒入れるともっとウマイぜー」と笑ってる。
何かこうしてると、俺もデカイ子供持った気分だな。

そうこうしてる内に、店員がきてメシを運んできてくれる。
目玉焼きハンバーグをキラキラした目で見てる田島を、花井が微笑ましそうにして見ていた。

「泉、そろそろ戻ろうぜ。俺たちも来るかも」
「おー。じゃ、お邪魔しましたー」

「ああ」
「またな〜!」

花井たちのテーブルから離れ、スープやらドリンクを用意しながら自分たちの席に座ると、ちょうどメシが運ばれてきた。

ジュウジュウと音をさせながら焼けるソースの匂いが、更に食欲をそそる。

「うまそーv いただきますー」
「いただきますー」

ちょんと手を合わせながら言う様子が、これまた可愛い。
ちょっとした時に、礼儀正しさが垣間見えるのってイイよなーv


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