「ん…んぅ…んっ…ん…!」
ゆっくりだった動きも、快感によってどんどん早くなってしまう。
ゆっくりしないとダメだと、頭では分かってるのに。
「はぁ…、も、おまえ、良すぎ……く…っ」
「ぁんっ、あべく…、きもち、いい…の…?」
「あぁ…、超、いい、よ…」
三橋はいつも、俺がちゃんと気持ちいいのか聞いてくる。
見たら分かるだろうって思うんだけど、俺の口からちゃんと聞かないとダメみたいだ。
まったく、どこまで可愛いんだか。
「な、三橋…ちょっといい?」
「…ぁ、え…? なに…?」
まだ快感の渦の中にいる三橋を呼び止める。
ぼやんと潤んだ目で見られて、俺の熱がまた高くなった。
「さっきさ、ゲームで仲良くなったら、写真撮るって言ってただろ…?」
「…? う、ん…」
「今の俺達も、最高に仲良し、じゃねぇ…?」
「ん…、そ…です、ね///」
俺にくっついたまま離れようとしないその手をちょっとだけ外させて、枕元にある携帯に手を伸ばした。
その俺の行動に、三橋はぽかんと見ているだけ。
俺が何を考えてるかも知らずに。
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