「溜まってんだったら、仕方ねーよな。今からするか?」
「は? するって、何を?」
梶の唐突なセリフに、浜田は元より、俺も意味が分からない。
二人でポカーンとしてると、梶がニヤリと楽しそうに笑った。
「丁度3人いるんだから、今から3人でシようって言ってんだよ」
「は!?」
浜田の顔が、マジで信じられないって顔してる。
梶の発言にも驚いたけど、コイツの顔が面白すぎて また吹き出してしまった。
「浜田、いい機会だからお前が下になれよ」
「ぜってー嫌だ! 何でそうなんだよ!」
「あっはははは! 大丈夫、コイツ意外と優しいからv」
「知らねーよ! ていうか知りたくねーから!」
俺の笑いながらのフォローに、浜田が叫びながら身を守るように布団にくるまった。
それに、梶が「フフフ…」と不敵に笑いながらガバッと覆いかぶさる。
「俺の秘蔵のテクでメロメロにしてやるよ!」
「間に合ってます! つーか、重い!」
180cmオーバーのデケェ図体した二人が、何をやってんだか。
激しい攻防戦を繰り広げている二人を見てケラケラ笑ってると、そんな俺に気が付いた梶がまたニヤリと笑った。
「浜田がダメなら、先に梅とするか…」
「…え?」
何が何で、何だって?(!)
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