「…はい、慎吾さんルール〜」
「え?」
「むやみやたらに、他人に迅の体を触らせない事。一部でも不可」
「え! そんな、変な意味で触らせてるわけじゃ…」
「当たり前だろ? 変な意味だったら、慎吾さん何するか分からないからね?」
「は、はい!」
もちろん、触ってきた相手にだけだけどな。
可愛い迅には、お仕置きと称したエロスを…ゲフンゴフン!
「でもあの、利央は友達だし… それに、変な意味で触ってくるのは、慎吾さんだけですから…」
後半の部分が小声になるあたり、迅の奥ゆかしさを感じさせるな…!
愛しさでむぎゅぅと抱きしめると、また迅が擦り寄って甘えてきた。
あー、ヤバイ。いろいろとヤバイ。
「食後のデザートが迅、ってのもいいなぁ〜…」
「それはないです」
ぴしゃりと断られたけど、打たれ強い慎吾さんはめげないんだぜ!
毎日山ちゃんに鍛えられてるからな!(…)
「…迅、ココん所赤くなってるよ」
「え、どこですか?」
「ココ。痛くない?」
「いえ、全然… 腫れてます?」
ぐぐぐと抱きしめて、首の後ろをちょんちょん つつく。
本当は赤くなんてなってないんだけど、迅は疑う事を知らないからな。
これからがハイパー慎吾さんタイムの本気だぜ!
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