関わりたくなくてふと窓の外を見てみると、泉と三橋が仲良さそうに喋ってるのが見えた。
あぁ、9組は体育か。
そういえば、さっきの田島はTシャツだったな。

よくよく見ると、遠くからダダダと田島が走ってきてるのが見える。
そして、その勢いのまま浜田さんの背中に飛び乗り、ズゥウンと地面に沈んでいった。(!)

車に轢かれた蛙のようになった浜田さんを見て、泉や三橋が笑ってる。
その光景を見て和み、ふと教室に視線を戻すと。

「キモベクソレゴルァァア!!」
『こえええぇええ!!』

怒りの形相の篠岡が鎖鎌を振り回しつつ、まだ二人を追いかけていた。(…)

なぜ俺は7組なんだろう。
遠い目になってると、シガポが入ってきて3人を捕まえ、問答無用で席に座らせていた。(!)
次の授業が数学で良かったぜ…。

チッ、課題終わらなかったじゃないの…! 花井君、主将の責任として私に見せなさい」
「ええー!?」

俺の返事も聞かぬ内に、篠岡にノートをぶん取られ、カリカリと写す作業に入っている。
あぁ、なぜ俺は7組なんだ!(…)


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