「じゃ、その日にする…」
「ああ。よろしくな。いろいろと」
「…何かその笑いエロイぞー!//」
「俺は元々エロイんだよ。今頃気づいたのか?」
「……俺よりも花井のがエロイ気がしてきた」
「負ける気がしねーな」
冗談で自信満々に宣言すれば、田島がまた笑った。
阿部みたいに、過保護じゃなくても。
水谷みたいに、甘くなくても。
織田みたいに、スマートじゃなくても。
浜田さんみたいに、大人じゃなくても。
この先も、俺達なりのやり方で、
ずっと田島と一緒に笑い合えたらいい。
そう思いながら、腕の中の体温を優しく抱きしめた―――
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