「じゃ、その日にする…」
「ああ。よろしくな。いろいろと」

「…何かその笑いエロイぞー!//」
「俺は元々エロイんだよ。今頃気づいたのか?」

「……俺よりも花井のがエロイ気がしてきた」
「負ける気がしねーな」


冗談で自信満々に宣言すれば、田島がまた笑った。


阿部みたいに、過保護じゃなくても。

水谷みたいに、甘くなくても。

織田みたいに、スマートじゃなくても。

浜田さんみたいに、大人じゃなくても。




この先も、俺達なりのやり方で、

ずっと田島と一緒に笑い合えたらいい。


そう思いながら、腕の中の体温を優しく抱きしめた―――

*****


[*prev] [next#]
4/5

目次SRTOP






人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -