バンザイさせられて一気に脱がされ、浜田自身も着ていたTシャツを脱ぐ。
浜田には言わないけど、こいつのTシャツの脱ぎ方がちょっと好きだったりする。潔いっていうか、何ていうか…。

程よくある腹筋に目を奪われてると、顔が近づいてきて…念願の深いキスをしてくれた。

「泉も、触って…?」
「…ん?」

キスの合間、右手を浜田のソコへと持っていかれる。浜田も興奮してるのが分かって、嬉しいやら恥ずかしいやらで…ますます顔に熱が上ってきた。

お互いがお互いへの刺激を与えるのは、今まで何度かやったことあるけど…あれ?
浜田が俺の触ってこないんだけど?

俺の疑問に浜田が気がついたのか、クスッと笑って俺の左手を自分のソコへと持ってかれた。右手には浜田の、左手には…俺の。

浜田の両手は、俺のちっさい胸の突起ばっかり触ってる。こいつ何考えてやがんだ?
左手で触ったって、なんにも気持ちくないのに!

「ちょっ、何…!」
「訓練だよ、訓練…」

耳元で甘く囁かれて、腰の奥が疼いたような気がした。
てか、訓練って何の!?

「さっき、コップ落としたの左手だろ…? 握力が足りないんじゃねーかと思ってさ…」

ほっぺたに何度かキスされながら、また微笑まれる。扇風機の風で、浜田の髪がふわっと揺らぐのと同時に、俺の気持ちもドキドキで揺らいだ気がした。


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