***

こんなに可愛いのか、泉って。
何かメロメロになるっていうより、それを越えて感動なんですけど。

許可も下りたことだし、じゃあ…ってことで、少しずつ動いてみた。
もちろん、俺よりも泉への快感優先ってことで、泉のイイ場所ばっかり擦り上げてみる。すると、面白いくらいに…よく啼いた。

「孝介…っ」
「ん、んぁ、…っ!」

ガシガシと腰を強くしてみても、痛そうにする様子もない。強弱をつけてみながら突き上げれば…何度も涙が溢れ出ていた。

ソコだけの刺激だけじゃ 泉もツライだろうなと思って、ずっと乳首やら股間のモノやらも弄ってるわけだけど…そこらへんを弄ると後ろがキツイぐらいに締まって、俺も何度か声を出してしまう。

「…きもちぃか…っ?」
「あ、ン、…っくぅ…!」

こくこくと頷く泉は、エロいっていうよりめちゃくちゃ可愛い。
泣きすぎて目元が赤くなってるソコへキスをして、涙を掬い取る。その流れで開いた口へと舌を差し込んで、泉の声と舌を何度も絡め取った。

自分でもおかしいと思うぐらいに、興奮してる。目の前の全部が愛しくてしょうがない。

泉の全部を、俺のモンにしたい。
もっと深く、もっと奥まで。

ちらりと覗いてみた瞳は、何かを必死に訴えていて。愛撫し続けていた右手に力を込めて、解放を促していく。

すると、あっけないくらいに欲を吐き出してしまい…俺も、泉の奥で同じく吐精した。

お互いの声を、
お互いの体へと飲み込ませながら。



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